PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON- [HAAL leather goods]
こんにちは。
川崎市中原区武蔵小杉のセレクトショップ
tranescent(トレンセント)です。
当店は30代・40代の大人の男性を中心に、
国内外の上質なブランドを厳選した
「トラッドムードな上質な大人の日常着」をご提案しています。
"HAAL(ハール)"
「技はこころ」
まとい、はなつもの
かたわらにあるもの
それは、美しさを宿すもの
ハールは職人の技と心を伝えるブランドです
その手から生まれるものをあなたに届けたい
そこに込められた思いとあなたをつなげたい
"Have an amulet"
おまもりのように、そばにありたい
ハールがあなたをまもる大切なものになりますように
PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON-[HAAL leather goods]
さて、今シーズン静かに始まったレザーのバッグやグッズを展開するブランド、HAAL(ハール)。
職人の技と心を伝えることをコンセプトに、
素材と職人と向き合った真摯なものづくりをしておられます。
決して一過性のものではなく、長年共にすることで愛着が湧く製品は、
一言では語り尽くせないものづくりの背景を感じます。
そして、ご紹介するトートバッグはHAAL (ハール)のシグネチャーといっても差し支えのないプロダクト。
鞄と言う漢字は革で包むと書き記しますが、まさにそれを体現したかのようなバッグです。
また、唯一無二な仕上がりであることも、持つ人に一層の愛着を持たせます。
「みんな違ってみんな良い」です。
![PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON- [HAAL leather goods]テクスチャー](https://tranescent.com/wp-content/uploads/2025/12/DSC09121-2.jpg)
PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON-[素材について]
さて、PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON-に使用されるレザーはムートンなので羊革です。
ちなみに、ムートンは羊というのをご存知の方も多いかと思いますが、
どういうものなの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
レザーには表面(吟面)と裏面(床面)があります。
ムートンはカーリーヘアの毛がついたままの羊の皮を鞣して革もしております。
そのため、みなさんが目にしているザラザラの面がムートンが裏面(床面)なので、
フワフワの毛の面でない方はスウェードということになります。
これは床面を洋服や靴などの表面で使うことをイメージしている際に、
加工で綺麗にスウェード加工を施しているんです。
そして、今回使用しているムートンはオーストラリア産の良質な原皮をイタリアへ持ち込み、
丁寧に鞣しを行った毛並みに厚みと弾力を感じられる贅沢な革を使用しております。
また、極力自然な毛並みを意識した革本来の風合いを生かした製法でもあります。
つまり、一層の個性を生み出す革に仕上げられております。
![PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON- [HAAL leather goods]ムートンの吟面床面](https://tranescent.com/wp-content/uploads/2025/12/DSC09127-2-960x1200.jpg)

PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON-[革で包む]
そして、先ほど「鞄と言う漢字は革で包むと書き記しますが、
まさにそれを体現したかのようなバッグ」と、お伝えしました。
これについてお話をしていきます。
この点がこのバッグの1番の個性と言えるものです。
通常、バッグを製作するときには素材をパーツごとに裁断をしてから、縫い合わせていきます。
ごくごく当たり前ですし、しっかりとしたバッグを作る上で欠かせない工程です。
しかし、PRIMITIVE TOTE BAGは本体の革を一切裁断することなく作られているんです。
鞣しを終えて出来上がったレザーをそのまま折り畳みながら、縫製して出来上がったバッグなのです。
本体の謎の切り返しの正体は包んで縫製した際のステッチなのですが、
これすらデザインとして昇華していますし、おまけに革のロットナンバーやタンナーの刻印ですら、
何かの意味合いを持たせているようにすら感じます。
ちなみに、本当に意味はないそうです。笑
素材をありのままに使いたかったというデザイナーの想い入れからです。
また、リバーシブルで使えるように仕立てている点もPRIMITIVE TOTE BAGの特筆すべき点です。
下記画像から少しでも伝われば良いのですが。
![PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON- [HAAL leather goods]CAMEL裏面](https://tranescent.com/wp-content/uploads/2025/12/16000202506_2-968x1200.jpg)
![PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON- [HAAL leather goods]BLACK裏面](https://tranescent.com/wp-content/uploads/2025/12/16000202502_8-968x1200.jpg)
PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON-[唯一無二]
そして、このバッグが唯一無二であることは先にもお伝えしました。
通常レザーにおいて唯一無二と言うのは、
シボやトラなどの革の質感において唯一無二と伝えることが多いです。
しかし、こちらは先程申したように、一枚の革を折り畳みながら縫製しているだけなので、
質感の唯一無二は当たり前なのですが、サイズ感が唯一無二という点がとても面白い部分なのです。
正真正銘革を裁断することなく縫製しているということにもなるのですが、
実際に目で見てわかるくらい個体差があります。
※小さい個体でもA4サイズは入るサイズなのでご安心くださいませ

PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON-[付属]
さて、本体ばかりフォーカスされがちですが、
実は付属の取手も抜かりなく作られているんです。
国産の上質でタフながらも品格のあるヌメ革を使用しております。
HAALの雰囲気からは想像しにくいですが、
デザイナーは何年もヌメ側と向き合い素材を開発してきた人間なので、
素材の引き出しの多さには毎回驚かされます。
国産ながらも、インポートレザーのような雰囲気を纏った美しいカラーを贅沢に2枚貼り合わせることで
リバーシブルとして使用しても、とっては両A面になるように仕上げられています。
また、本来は極厚の革を絶妙な鋤き加減で持ちやすい厚みに調整している点も素晴らしいんです。
言われないとわからない部分にまで、こだわりが詰まったバッグだと言えます。
![PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON- [HAAL leather goods]ハンドル箔押し](https://tranescent.com/wp-content/uploads/2025/12/16000202506_6-960x1200.jpg)
PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON-[着用イメージ]
次に、実際にかけたイメージをご覧くださいませ。
ハンドルの長さは手持ちしても肩にかけても何れにせよ持ちやすい長さです。
階段を上がるときにも気にせずにお持ちいただけますよ。
着用者:165cm66kg
![PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON- [HAAL leather goods]着用イメージ肩がけ](https://tranescent.com/wp-content/uploads/2025/12/16000202506_12-960x1200.jpg)
bag:HAAL (ハール)PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON- camel ⇨オンラインはこちら
tops:Yonetomi ( ヨネトミ )WAVE COTTON KNIT PULLOVER - l.brown ⇨オンラインはこちら
pants:CIOTA (シオタ)2 Tuck Chino Cloth Pants -Charcoal Gray ⇨オンラインはこちら
PRIMITIVE TOTE BAG -MOUTON-[最後に]
いかがでしたでしょうか。
かっこいいとか雰囲気の良さはもちろんですが、
その奥にある背景や職人の想いを重ね合わせることで一層の愛着が増すことかと思います。
毎日使うものだからこそ、気分が上がるものを。
なんでこれが好きか語れるものを手にしてみるのもたまには良いのでしょうか。
ポケットがついているとかいないとかそんなことは置いておいて、
とにかく使ってみたくなるようなバッグであると考えます。
これからも当店で定番的に冬場ではお届けする風物詩的なバッグになりますように。

本日もご覧いただきありがとうございます。
ご試着お待ちしております。
また、何か気になられることや
ご質問はお気軽にお願いします。
instagramのDMもお気軽にお願いします〜
それではこの辺で。
⇨その他の記事はこちらから
⇨オンラインはこちらから
"お問い合わせに関して"
tranescent(トレンセント) Instagram
☞※https://www.instagram.com/tranescent/※
tranescent -トレンセント-
☞※https://tranescent.com※
神奈川県川崎市中原区今井仲町16-3
コーポリバーサイド1階店舗
TEL:044-712-0777
また、下記フォームからもお問い合わせ願います。
⇨※【お問い合わせはこちら】※