こんにちは。
武蔵小杉のセレクトショップ
tranescent(トレンセント)です。

さて、本日はセブンバイセブンの素材について。

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SEVEN BY SEVEN（セブンバイセブン）

『ファッションが持つ自由な可能性。
それがSEVEN BY SEVENが求めるものです。
アーカイブに着想を得ながら、
ディテールの再構築に終始するだけでなく、
その先に隠れる新しい価値観を見つけ出す。
フラットな目線で、時に偶然性も許容して。』

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◼︎antique finish：think about "goat suede"
[SEVEN BY SEVEN]

さて、このところ好評なセブン バイ セブンのレザーシリーズ。

antique finish(アンティークフィニッシュ)という特殊加工について考察したいと思い、

このブログを書き記しました。

ちなみに、ブランドから確認したわけではないので、

あくまで商品と名称から推察した記事です。

個人的にはレザーものを15年近く扱ってきたこともあり、

とても興味深い部分ではあります。

興味ない方には少しめんどくさい話になるかもしれないのでスルーしてください。笑

また、今回は自分でも一目惚れした、

leather double knee pantsにフォーカスしてお送りします。

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◼︎antique finish：think about "goat suede"
[アンティーク フィニッシュとは]

さて、早速本題に入ります。

一般的に、レザーのantique finish(アンティークフィニッシュ)とは

『仕上げ剤を塗った後で、拭きとりとバフィングをしたり、

刷毛などによって不規則に塗装したりする方法がある。

また、艶消し仕上げや、光沢の少ないワックス仕上げ、

ブラッシュオフ仕上げを行った革なども、アンティーク革とよばれている。

独特の色合いをもつ皮革に仕上がるため、皮革としての人気も高い。

そして、かばん、ハンドバッグ、くつ、家具用などに使われることが多い。』

おそらく、この商品も仕上がったスウェードの革に手染色を行い、

染料を拭き取った後にバフがけ(革を擦って使用感を演出する方法)などを行い、

ダック生地が長年使い込まれたエイジングを表現しているのだと思います。

何よりもデザイナーがこの素材を発見した際にこのデザインに落とし込む、という感覚が素敵ですよね。

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◼︎antique finish：think about "goat suede"
[デザインと素材の融合]

そして、このパンツとジャケットの素晴らしいところは、

上述のようにantique finishされた素材とデザインの融合が素晴らしくマッチしているところ。

しかも、タイムリーでヴィンテージ市場では枯渇しているアイテムという部分も

ファッション好きの心をくすぐったのではないでしょうか。

ヴィンテージを踏襲し、アップデートを繰り返してきたSEVEN BY SEVENならではな作品だと言えます。

また、同じ素材でも同じムラを作ることはできないため、

二つと同じものはない、という点においても良さがあります。

そもそも、レザーパンツを選ぶ方は人と被りたくないという思いは根底にありそうです。笑

 

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◼︎antique finish：think about "goat suede"
[ディテールも踏襲]

そして、このパンツのすごいところは

ワークウェアたる細かなディテールも再現しているところにもあります。

3本針のステッチや、補強のリベットなど、

素材に対してのディテールとアップデートした素材への敬意も感じられます。

 

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◼︎antique finish：think about "goat suede"
[最後に]

最後に、こちらをセレクトした理由をお話しします。

セブンバイセブンは毎シーズン、antique finish leather double knee pantsのように

背景を持った商品をリリースします。

そして、ほとんどがオリジナルの素材を格上げしたものを使用します。

ただ素材を格上げしているだけではなく、普通では縫製できないようなものを、

職人技を通して制作してしまいます。

また、職人を育てるところから始めるというお話も聞いたことがあり、

並々ならぬ商品への探究心が感じられます。

日常生活においてレザーパンツを履くメリットはバイクを乗る際などの防護的な役割、

もしくは防寒にあります。

そのどちらでもないのに、レザーパンツを穿く、というのがとても贅沢に感じ、

また、万人ウケしなさそうなのが更にかっこええんちゃうか、と思ったわけです。

そんなわけで完全に自分が欲しいシリーズですが、気になる方はまずはご試着からいかがでしょう。

⇨オンラインはこちらから

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