PATCHWORK MA-1 blouson - leftover indian khadi -
こんにちは。
川崎市中原区武蔵小杉のセレクトショップtranescent(トレンセント)です。
このところ待望の新作が入荷してきており店頭も春めいてきております。
SEVEN BY SEVEN(セブンバイセブン)
『ファッションが持つ自由な可能性。
それがSEVEN BY SEVENが求めるものです。
アーカイブに着想を得ながら、
ディテールの再構築に終始するだけでなく、
その先に隠れる新しい価値観を見つけ出す。
フラットな目線で、時に偶然性も許容して。』
さて、本日も早速ご紹介していきましょう。
SEVEN BY SEVEN PATCHWORK MA-1 blouson - leftover indian khadi -
※⇨オンラインストアはこちらから※
8種類程の様々な素材の在庫反を利用しダイヤ柄に裁断しハンドでパッチワークの生地を作りました。
とても時間と手間のかかる素材です。
在庫反を使用しているため大枠は同様な物になりますが、アソートになっています。
SEVENBYSEVENの定番的なMA-1タイプのブルゾンを作りました。
また内側にスレーキを抱かせる事で膨らみを持たせます。
素材感があるからこそシンプルなデザインが生きてきます。
”khadi”について
カディ(KHADI)は、インドを代表する伝統的な手紡ぎ・手織りの布です。
インドがまだイギリスの植民地だった頃、独立運動の父であるガンディーはイギリスの機械織りの布に対抗して、
各地でインド国産の手紡ぎ・手織りのカディを広めたようです。
カディの生地は独特の不均一さが特徴的で、
糸の太さの違いのために起こる織りむらや染料の入り方の違いによる色むらなど、
同じように作られた一枚一枚の布がまったく異なる表情をみせます。
つまり、大量生産品として作ることは不可能で、一日30センチほどずつしか織り上げることができないほどです。
そういった背景もあり、唯一無二で同じ生地を作ることはほとんど不可能に近いのだそう。
PATCHWORK MA-1 blouson - leftover indian khadi -素材について
さて、カディについてはなんとなくおわかりいただけたかと思いますが、
このPATCHWORK MA-1 blousonに使用されているのはleftover
つまり、残反(余った生地)を使用したものなのです。
ただでさえ作ることが限られた生地の残反を
なんとダイヤ柄のパッチワークにしてしまったのがこちらの生地なのです。
もはや、手間かかりすぎて「狂っているぜ」と思ってしまうほどです。
そして、8種類もの生地をパッチワークにする工程もハンドで行われておりまして、
一体何人の職人の手を経て生まれたMA-1なのだろうかと思うと感慨深いです。
PATCHWORK MA-1 blouson - leftover indian khadi -は平和の象徴?
さて、PATCHWORK MA-1 blousonの素材については
「手間と暇を惜しまないもの」
ということはお分かりいただけたかと思いますが、
デザインはセブンバイセブンではお馴染みのMA-1(フライトジャケット)なのです。
毎シーズンリリースしているブルゾンで、ミリタリーアイテムでもお馴染みのです。
個人的に深いなぁ、と感じたのは、元々、戦闘服であるフライトジャケットを、
「非暴力・不服従」を掲げたガンジーが指導して広まった生地を使用し、
しかも8種類の異なる生地を手で繋ぎ合わせた生地で製作。
もはや平和の象徴のような洋服ではありませんか。
「戦わない戦闘服は機能的な日常服であり私たちを幸せにします。」つって。
PATCHWORK MA-1 blouson - leftover indian khadi -のディティール
さて、お次はPATCHWORK MA-1 blousonのディティールをご覧ください。
まずはお馴染みの襟と引き手もオリジナルとは異なりますが、雰囲気を上げます。
そして、裾リブの適度な締まりと、フラップのパッチポケットは健在です。
![SEVEN BY SEVEN PATCHWORK MA-1 blouson - leftover indian khadi - bottom rib](https://tranescent.com/wp-content/uploads/2024/02/DSC03803.jpg)
SEVEN BY SEVEN PATCHWORK MA-1 blouson - leftover indian khadi - detail
一番らしさが出る袖のディティールも抜かりありません。
裾同様に適度な締まりが安心感のある少し長めの袖のリブ
左右についた内ポケットはとても機能的。
PATCHWORK MA-1 blouson - leftover indian khadi -の着用感
実際に着用してみました。
今回のセレクトは(M)サイズのみではあるのですが、少し緩めのサイズ感です。
秋冬に比べると生地が柔らかい分そこまででっかいな、という感じはありません!
着用者:165cm/70kg (M)サイズ着用
さて、PATCHWORK MA-1 blousonいかがでしたでしょうか。
※⇨オンラインストアはこちらから※
もはやこちらも「着る芸術品」です。
毎シーズンSEVENBYSEVENのMA-1はデザイナーが表現するキャンバス的な要素である気がします。
シーズンごとに異なる素材を落とし込んでおられるのでとても楽しみです。
決して安い金額ではありませんが、その分愛情を持って長く着ていただけるはずです。
皆様にも気に入っていただけたら幸いです。
何かご質問等はお気軽にどうぞ〜
それではこの辺で。
⇨その他の記事はこちらから
⇨オンラインはこちらから
"お問い合わせに関して"
tranescent(トレンセント) Instagram いいね!フォローしてね
☞※https://www.instagram.com/tranescent/※
tranescent -トレンセント-
神奈川県川崎市中原区今井仲町16-3
コーポリバーサイド1階店舗
044-712-0777
また、下記フォームからもお気軽にお問い合わせ願います。